保養温泉地として

入浴法~効果的な入り方~

半身浴2
  1. 身体の末端から頭に向かって「掛け湯」をして、身体の汚れを落としつつ温泉の温度に身体を慣らす。
  2. 湯ぶねに静かに入る。
  3. 最初はみぞおちまでお湯に浸かる「半身浴」
  4. 続いて肩までお湯につかる「全身浴」。手足を動かして血行を促進させましょう。
  5. 額が汗ばみ始めたら湯ぶねから出る。(2~5を数回繰り返す)
  6. 温浴効果を保つため、身体は洗い流さない。

未病ケア・健康・予防

mibyou 未病の概念はまだ確立されておりませんので一つの考えとしてご案内いたします。 未病とは、病気と言うほどではないけれど、健康でもない心身の状態のことだと考えます。 健康診断や、検査などで異常がなくても、未病の段階である可能性があります。未病の段階では、「未だ病にあらず」ですから病院に行っても処置がありません。薬もありません。病院では処置がない未病の段階は意外に多いものなので、まずは生活の中にこういった未病の段階があるということを知ることが大切になります。そしてさらに病院での検査や経過観測も引き続きしながら、これ以上悪化させないように、そして健康状態へ回復していくために、代替医療、補助的なものを生活の中に積極的に取り入れることが望ましくなります。 その一つとして「鹿教湯温泉」のご利用をオススメします。 未病の改善には、血流を改善し本来の力を高めることが大切だと考えられています。 また、私たちの身体は、生理的活動のバランスを保ち常に健康でいようとする働きがあります。 まさにこれらは温泉の得意とするところです。

飲泉効果 東の大関

文殊湯婦人内湯web用
飲泉1
温泉には、入浴だけでなく飲むという利用方法もあることをご存じでしょうか。 温泉を飲むことを「飲泉」と言います。飲泉は、わが国ではまだそれほど普及していないようですが、実は大変永い歴史があるのです。 そこで、飲用番付で「東の大関」と格付けされた鹿教湯温泉の飲泉方法とその効果及び注意点等を簡単に紹介します。 飲泉をすると、温泉が胃腸や肝臓などの局所的に作用する効果と、入浴と同じように全身に作用する効果があることが温泉医学の研究で明らかになっています。 尚、鹿教湯温泉の飲用温泉には、便秘を主とする整腸作用と胆汁分泌促進作用があります。 しかし、いくら飲泉が身体に良いといっても、闇雲に温泉を飲めばいいというものではありません。例えば、腎臓に疾患のある人は塩化物泉を飲んではいけないというように、症状によっては飲泉を行ってはいけないものもあります。飲泉される場合は、泉質による禁忌症をご確認いただき、適切な温泉を適切な方法で適切な量だけ飲用してください。ご不明な点は、当旅館の温泉療養指導士までお問合せください。